インターネット上で楽しく過ごすための宗教です。
将来的な宗教法人化を目指しています。
加入は、Twitterアカウント@vr_religion_jaをフォローするだけ。脱退はフォローを外すだけ。簡単です。経済的負担はありません。 @vr_religion_jaさんをフォロー
インターネット上のサービスを使う上での精神的な幸福を追求します。現世での経済的な利益は保障しません。死後の世界の幸せも保障しません。
勧誘は禁止します。布教、すなわち、このWebサイトの紹介はしますが、Twitterアカウント@vr_religion_jaのフォローを直接は勧めません。おのおのの理性に基づいた主体的判断によって、加入を決めます。
信仰を示すため、宗教的儀式を行います。祈りと冥想を行います。宗教的儀式は、教えをよりよく実践するためのテクニックとして有効です。
信者はインターネット上で以下のようにふるまいます。
誹謗・中傷しません。
たとえ、道徳的・法律的に責められるべき事象や人物であっても、誹謗・中傷しません。誹謗・中傷も、道徳的・法律的に責められるべき行為です。
誹謗・中傷は気持ちのよい行為です。特に、相手が道徳的・法律的に責められて当然な場合、誹謗・中傷は「正義のため」に許されると考えるかもしれません。しかし、正義のためであっても、誹謗・中傷を行いません。
あなたが誹謗・中傷をしたくなる相手の多くは、身近な人ではないでしょう。身近でない人が道徳的・法律的に責められるようなことをしたということをなぜ知ることができたのでしょうか。その情報が誰かの手を通じて伝わったからです。多くの人に情報が伝わった時点で、その人はすでに十分に責められています。あなたが罰を上乗せする必要はありません。法的な罰は別途行われます。
ネガティブな感情になった場合、おいしいものを食べて、よく寝ます。おいしいものが食べられなかったり、よく寝ることが出来ない状態であれば、それをまず解決します。
インターネット上の発言が原因でネガティブな感情になった場合には、インターネットからしばらく離れます。現実の生活を重視します。
正しい内容と正しい伝え方、両方がそろってはじめて相手に届く言葉となります。
例えば、以下のような言葉遣いやふるまいを避けます。
他人が上記のような言葉づかいをする場合には、スルーし距離を保ちます。
何かを表現するために、強烈な言葉を使う必要はありません。あなたは、他の誰かの言葉で傷つけられたと感じ、その反撃のためにそのような言葉を使うのかもしれません。他人を攻撃することによって、あなたの傷は癒えません。
自らの感情を表現する場合には、前向きな表現を用います。
例えば、AとBというふたつのものがあって、Bのほうが好きだとします。この場合、「Aのほうが嫌いだ」と書くのではなく、「Bのほうが好きだ」と書きます。
ネガティブな感情を伝えることを避けます。仮に伝える場合であっても、はっきりした言い方をします。例えば、「うらやましい」「好きじゃない」「気に入らない」のような言い方をします。自分自身の感情であることをかくして、みんながそう思うはずだ、というニュアンスを含む言葉を使いません。例えば、「けしからん」「低俗」「上から目線」「社会では通用しない」「いかがなものか」「許されるのか」などのような言い方をしません。
あなたがAが好き、他人がBが好きだとします。AとB、どちらが優れているわけではありません。自分の好きなものが他人の好きなものと違うことは自然です。あなたはただ、「Aが好きだ」と言うだけでよいのです。
よくわからないことに対しては、褒めるかスルーします。どうしてもそのことに反論や批評をしたい場合には、その分野に関する基本的な知識を得てから発言します。基本的な知識を調べることそのものを楽しみ、もし楽しむことができないならば、反論や批評をしません。
「わからない」ということは、心をイライラさせます。よって、わからないことについてはネガティブな言及をしがちです。
世の中、よくわからないことだらけです。何かを正確に理解することは、多くの時間やお金などを消費します。わからないことが多いことは自然です。多くの時間やお金をかける価値がなければ、スルーしましょう。
ある発言に対して反論や批評をするときに、タイトルだけを読んだり、一部だけ読んで反論や批評をしません。文脈や背景を確認し、言葉づらにとらわれず、相手の考えていることや伝えたいことを汲み取るよう努力します。
自分が詳しい分野について、十分な知識を持たない人が的外れなことをいうことがあります。具体的で、ていねいかつ、礼儀ただしく指摘するか、ただスルーしましょう。抽象的な指摘にとどまったり、「にわか」などの言葉を使ったり、無礼な態度をとってしまうと、相手は学ぶ意欲を失ってしまいます。それは、的外れな発言をはびこらせてしまう一因です。
間違えたことを発言した場合、素直に誤りを認め、発言を撤回します。
他人が発言を撤回した場合、それを受け入れ、発言自体がそもそもなかったようにふるまいます。
アドバイスは避けます。アドバイスは、他人の行動や考え方を自分が望む方向に変えるために行われ、とても気持ちのいい行為です。議論は、「自分が学ぶこと」「自分自身の考え方を変えること」を目的とします。議論相手の行動や考え方を変えることを目的としません。
他人の行動や考え方を変えたければ、文章で諭すのではなく、その人の人生に直接関わる行動をします。
どうしてもアドバイスがしたい場合には、アドバイスをまとめたWebサイトを作ります。アドバイスを体系的に編集してWebサイトにまとめることは、自分自身が持つ知識を体系化するのにも役立ちます。また、そのWebサイトを見た人すべてが知識を得ることができます。
他の人と区別できるなんらかのアカウントを使って継続的に発言します。実名である必要はありません。 誤った発言をした際には、恥をかき、信用を失うことによって責任を取ります。
実名を求めてくる人はスルーします。一貫して使っているアカウントで過去に行われた発言から、人となりはわかります。
自らの意見を発信するときには、「【私は】こう思う」としっかり主張します。他人の意見を投稿する際は、「【ある人は】こう思っている」と誰の意見なのかを具体的に記します。
意見を投稿する際、根拠なく「世間」「社会」「みんな」などの大きな集団を主語としません。それは、責任逃れです。あなたが自ら考えた意見は、それだけですばらしいものであり、同じ意見を持つ人の数に頼る必要はありません。
論理における誤りは修正します。
論理における誤りを全て修正したとします。それでも意見の相違は起こりえます。前提条件が異なるからです。議論に参加するおのおのの嗜好や感情は異なります。よって、論理が正しくとも、認める前提条件が違うため、結論は異なります。おのおのの嗜好や感情の違いを尊重します。
議論をする場合には、数値などの具体的なデータに基づきます。数値を伴わない個人的な印象に基づいた議論は、気の合う仲間と顔を合わせて話すことにとどめます。「多い」とか「ほとんど」のような量についての言葉を使う場合には、かならず具体的な数値を用います。
数値に基づいた議論をするためには、多くのデータを集める必要があります。それは、とても大変な作業です。その作業そのものに楽しみを見いだすことができない場合は、すぐに議論をやめます、楽しくないことはしなくてよいのです。
自分の身の周りで何度か見かけたことを一般化しません。生物は、少ない観測数から学習を行います。身に及ぶ危険を避けることができるからです。それは自然なことですが、その考えを身近でない他人に主張しません。例えば、鳥が飛んでいるのを何回か見たとします。「鳥は全て飛ぶものだ」と考えてしまうのが自然です。しかし、そのことを他人には伝えません。代わりに、「飛んでいる鳥を何回か見た」と伝えます。ペンギンは鳥ですが、飛ぶことができません。
他人に迷惑をかけない限り、自分が楽しいことを追求します。他人がされて嫌と感じる行為は、なるべくやらないようにします。たとえ、他人が嫌がっていることが、理屈の上では間違っていたとしても、です。その他人が身近でかつ大事な人であれば、寄り添います。その他人が身近な人でも、大事な人でなければ、なるべく距離を取るようにします。
人生は短いです。今楽しいことや、将来的に楽しくなることをやります。
社会よりも、自分自身と自分のごく身近な人間を大事にします。そのために、社会問題よりも、自分自身と自分のごく身近な人間の問題を解決します。
まず、あなた自身が幸せになります。あなたが幸せをつかむ前に、他人の幸せを願う必要はありません。他人が不幸になったからといって、あなたが幸せになるわけではありません。
スラックティビズムと呼ばれるような、TwitterやFacebookでニュース記事にコメントをつけるだけのお手軽な評論活動に時間を費やしません。
気にくわない人、いませんか。街中でゴミをポイ捨てしている人だって、われわれ社会の一員です。そんな人たちも含めて、社会全体を幸せにし、利害調整を行うことは大変難しいことです。あなた自身が幸せになれないのに、社会問題を解決できるはずがありません。
声を出しながら行う全身運動で、ずっとやっていると自分自身がおかしみを感じるような運動を、毎日5分間無心で続けます。
もしそのような運動が思いつかなければ、「びっくりするほどユートピア」を推薦します。
末永匡と申します。 Twitter: @tasukuchan / Facebook: gunyarakun
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教義案などにご意見ご要望があれば、pull requestで具体的に修正いただけるか、issuesに報告いただけるか、Twitterの@vr_religion_jaまでご連絡ください。提案を反映することや返信は約束しません。